受難? ブラジルで日産車ボイコット サッカー大乱闘でスポンサー下りると表明

朝日新聞は18日、現地新聞の報道として、次のように伝えている。
ブラジルの名門サッカークラブ「バスコ・ダ・ガマ」のサポーターが、日産に対するボイコット運動を呼びかける事態が起きている。
きっかけは12月8日にあったブラジル全国選手権のバスコ・ダ・ガマとアトレチコ・パラナエンセの試合で、サポーター同士が大乱闘、試合が1時間以上中断、4人が病院に運ばれた。
これを受け、バスコのスポンサーだった日産が16日、「暴力は企業の価値観として受け入れられない」としてスポンサーを降りることを表明した。ところが、バスコのサポーターが反発して、「全国のバスコサポーターは、日産車を買うことはできない」とネット上でボイコットを呼びかけているという。
日産も、スポンサーになった以上、覚悟が必要だろう。南米でも欧州でもサッカーのサポーターたちが、乱闘するケースはよくあること、ゲーム時間内であったとしても同じこと。大乱闘の末、死者まで出ることもよくある。いちいち気にしていては、血の気が多い南米では特に身が持たない。

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