日産自動車 NYイエローキャブ指定 ご破産に

ニューヨーク州の裁判所は8日、ニューヨーク市は、日産がタクシー用に改良した新型のミニバン「NV200」をイエローキャブに限定する方針で、日産とも契約していたが、タクシー会社や運転手の団体が「車種を選ぶ自由がなくなる」として、市の決定の無効を訴える裁判の判決があり、「市には、タクシーとして使える車の基準を定める権限はあっても、車種を限定する権限はない」と指摘して、市の決定を無効とする判決を出した。
「イエローキャブ」は、ニューヨーク市が、観光資源としての統一感のあるイメージや安全性などを高めるため、10月28日から買い替えの対象を原則として日産がタクシー用に改良した新型のミニバンに限定する方針でした。
ニューヨーク市は、今後5年かけて、約1万3000台あるタクシーを順次このミニバンに切り替える方針だった。
今回の判決で従来どおり、会社や運転手が車種を選ぶことになった。この判決について、ニューヨーク市は「裁判所の判断は誤っている」として上訴する方針を示している。
NY市は、車輌を決定するに当たり、入札まで行っていた。今後どうなることやら。

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