(株)ホンダ自販石川、(株)大海自動車商会/自己破産へ

(株)ホンダ自販石川(石川県金沢市浅野本町ロ155、代表:大海勝栄)と関連の(株)大海自動車商会(石川県金沢市浅野本町ロ158、代表:同)は8月23日事業停止、事後処理を高木利定弁護士(電話076-234-7117)に一任して、自己破産申請の準備に入った。
負債額は合計で約6億円、うち4億円がホンダ自販石川。
(株)大海自動車商会は昭和5年創業、(株)ホンダ自販石川は昭和53年設立した石川県では老舗の自動車会社。
ホンダが、アメリカ一辺倒で日本での販売をいい加減にしたことから、販売不振で行き詰った。同社は営業力をなくしてしまっていたのか最近の軽自動車によるホンダブームにも乗り切らなかったようだ。
同社は「ホンダカーズ・・店」として店舗展開もしていた。

ホンダの全国の店舗では、
(株)ホンダプリモ苫小牧南、(株)美作ホンダ販売、セントラルホンダ販売(株)、(株)共業・セントラルホンダ販売(株)、(株)ニューホンダ関西、(有)小城ホンダ江越商会などがここ2年以内に破綻へ追い込まれている。日産やトヨタに比較して圧倒的に破綻する会社が多いが、ホンダは、自動車製造の後発会社として、個人や中小企業の会社に依存した販売体制であったことにも起因していると思われる。
ホンダは、こうしたホンダ車販売店の経営を支援せず、経営破たんさせることで、直営店進出や直営店での販売強化をはかる目的があるのかもしれない。

あわせて読みたい