フォード 第二四半期 P/U好調で20%増益 販売台数16%増の167万台

フォードが発表した、本年4月~6月までの第二四半期決算は、北米に加え、昨年赤字だった中国を含むアジアでの販売が黒字に転じたことなどを受け、約20%の増益となった。
本年4月~6月までの決算は、最終利益が12億33百万ドル(約1,230億円)と、前年同期比19%の増益となった。
これは、ピックアップトラックなど大型車の販売が好調な北米地域の利益が過去最高を記録したほか、昨年赤字だった中国を含むアジア地域が黒字に転じ、ブラジルなど南米でも大幅な増益となった。
しかし、ヨーロッパ事業では、不況により▲3億48百万ドル(約348億円)の赤字となった。ヨーロッパの一部の工場を閉鎖するなどして収益の改善を図っている。

販売台数は、欧州を除けば好調に推移、4月~6月の世界全体の販売台数も前年同期比16%増の167万台となった。

アメリカの自動車会社が儲からないことには、(ほとんどアメリカで生産しているにもかかわらず)日本車に対し、アメリカ議会がうるさく、ケチばかりつけてくる。その挙句は部品のカルテルやダンピングまで摘発してくる。

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