F1 危惧されたタイヤ問題?  タイヤがカメラマン直撃

7日に行われた2013F1第9戦ドイツGP(German Grand Prix 2013)決勝で、ピットにいたカメラマンが、マシンから外れたタイヤの直撃を受ける事故が起きた。
レッドブル(Red Bull)のマーク・ウェーバーがピット作業を受けた後、マシンの右リアタイアが外れて跳ね、2つ先のピットガレージ前にいたカメラマンのポール・アレン氏の後背部を直撃した。
ピットレーン上で、すぐさま医療スタッフの処置を受けたアレン氏は、レースが行われたニュルブルクリンクの医療センターに搬送された。国際自動車連盟(FIA)によると、その後アレン氏はヘリコプターで病院に搬送されているという。

実際の原因が、どうなのか不明であるが、2日開催されたイギリスグランプリでは、タイヤのバーストなどで故障車が続出(4車がバースト)、選手組合では、ドイツグランプリでそうした事故が発生したら、グランプリそのものを拒絶すると宣言していた。
現在のF 1はピレリがタイヤを担当している。
(バースト事故の原因は、ピレリが協会に連絡なしにタイヤ構造を一方的に変更していたことが原因とされている)

当GPでは、レースが24週目を迎え、マルシャのジュール・ビアンキのマシンがエンジントラブルで炎上、ビアンキはコックピットを飛び出したものの、無人となったマシンが、バックし始め、トラックを横切り広告看板に当たって止まるという事故も発生、一時セーフティカーが入った。

何か、あやしくなってきたF1-GP。重大事故に繋がらなかったらよいが。

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