NMKV発(初) 日産「DAYZ(デイズ)」・三菱「新eKワゴン」

日産と三菱自は20日、両社が出資したNMKVで共同開発された新型軽自動車の量産開始の記念式典を岡山県倉敷市の三菱自動車水島製作所で開いた。
両社は、新車投入により軽自動車の国内販売シェアの計20%を目指すことを明らかにした。

日産「DAYZ(デイズ)」「DAYZ(デイズ)ハイウェイスター」、三菱自動車「eKワゴン」「eKカスタム」として発売される予定の新型軽自動車は、両社の軽自動車事業に関わる合弁会社NMKVで企画・開発された第一弾のモデル。

軽の国内市場は、シェア30%前後のダイハツ工業とスズキ、約20%のホンダの3強体制。日産と三菱自は計10%程度にとどまる。
性能的には今や燃費の問題だけ、しかも燃費性能もほとんど変わらなくなっている。残るはデザインと宣伝効果のみであり、デザインと性能がユーザーに支持されれば、大きく伸びる可能性もある。先般は、ホンダが軽初代のN360をネーミングモチーフしたN-BOXを大ヒットさせていた。

NMKVでは、 モデル第二弾として2014年初頭の市場投入に向けてスーパーハイトワゴンタイプの新型軽自動車の開発を進めている。

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