トミーカイラZZの「GLM」と独「ボッシュ」が提携 自動車部品世界最大手

京都ベンチャーでEVメーカー「GLM」は、自動車関連の部品や電子制御システムで世界最大手のドイツのボッシュ・グループと、電気自動車の分野で業務提携することで合意した。
具体的にはGLMとボッシュの子会社「ボッシュエンジニアリング」が、次世代の電気自動車の基幹となるモーターやバッテリーなどの制御システムを共同開発するという。GLMは、中国などの富裕層向けに電気自動車の高級スポーツカーの販売を目指しているが、世界最大手のボッシュ・グループとの提携で、開発に弾みをつけたい考え。
一方、ボッシュとしてもハイブリッド車を中心に、エコカー開発を手がけてきた日本で技術力をアピールして、アジアでの存在感を高める狙いがあると見られる。
以上、

ボッシュは、VWやベンツの排ガス不正プログラムを試験用として作成した自動車部品・部材メーカー、責任の一旦は同社にもある。
世界最大手がEVベンチャーと提携、それほど、GLMは魅力があるのだろう。
EVは、蓄電池の次世代電池が待たれる。リチウム電池では、高い、重たい、危険の3拍子そろい踏み、それに加え肝心の出力の持続力も限られる。次世代電池で走行距離を伸ばす必要がある。日本はいろいろ研究開発されており、成果も出てきている。国を挙げて取り組むべきだろう。韓国勢に技術をもっていかれないようにしなければ、巨額投資ができる環境下にある韓国勢に対して、日本の技術の優位性は保たれない。

<GLM>
2006年に京都大学VBL(ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー)で発足し、2010年4月にグリーンロードモータース株式会社を設立。
2014年3月にGLM株式会社に変更。
2015年に国産初の電気自動車トミーカイラ・ZZの量産開始。
電気自動車の水平分業を行い、プラットフォームビジネスを目指しており、電気自動車の開発を希望する異業種やベンチャー企業、大手の自動車メーカーへプラットフォームを供給するとしている。
2017年4月18日に2019年発売予定の高級EVスポーツカー「G4」を発表。
2017年5月17日には旭化成と共同で開発したSUVのコンセプトカー「AKXY(アクシー)」を発表。
部材は旭化成が開発し、GLMが車両のデザイン、車体およびパワートレインの設計を担当した。名前の由来は「Asahi Kasei ×(かける)You(顧客)」。

<↓ 量販市販車のトミーカイラZZ>
<↓ 量販市販車のトミーカイラZZ>

あわせて読みたい