マツダ リコール21車種92万台 スイッチ不良 火災13件 スイッチ内のグリス量が問題

マツダは16日、下記のとおりリコールを国交省に届け出た。

1、不具合の部位(部品名): 電気装置(イグニッションスイッチ)
2、基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因:
イグニッションスイッチにおいて、スイッチ内部の接点に過剰な量のグリスが塗布されたため、スイッチ操作時に発生するアーク放電の熱によりグリスが炭化して可動接点と固定接点間に堆積し、スイッチ内部の絶縁性が低下することがある。
そのため、そのまま使用を続けると接点間が導通してスイッチが発熱、発煙し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

3、改善措置の内容:全車両、イグニッションスイッチを対策品に交換する。なお、対策品の準備に時間を要することから、使用者に不具合の内容を通知して注意喚起を行い、準備が整い次第、再度入庫の通知をする。

4、不具合件数 36件/事故の有無 火災13件

5、対象車両:21車種
デミオ、ファミリア、ユーノス100、ランティス、MPV、ボンゴフレンディ、クロノス、MS6、MX6、クレフ、MS8、カペラ、センティア、プレッソ、AZ3、レビュー、フェスティバミニワゴン、レーザー、フリーダ、テルスター、テルスターⅡ、フェスティバ

6、対象車両製造期間:平成1年1月10 日~平成17年12月1日

7、対象台数:計923,672台

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