米IIHS　衝突安全評価一覧表　全71車中41車認定　メーカー別あり

米高速道路安全保険協会（ＩＩＨＳ）は１２月２３日、米国市場で販売されている２０１５年型車のテストを行い、衝突安全性の最高評価基準「トップセーフティーピックプラス(TSP)」を次の車両が満たしたと発表した。
日本メーカー勢の車の認定は、全７１車中４１車と約６割を占めている。最高評価ランクのTSP＋は全３３車中２３車(約７割)、TSPは全３８車中１８車認定されている。
日本のメーカー別にトップセーフティーピックプラス(TSPとTSP＋の計)に評価されたのは、トヨタ１２車、ホンダ１０車、スバル７車、日産６社、マツダ３車、三菱３車の計４１車となっている。
また、うち最高評価(TSP＋)は、トヨタ８車、スバル５車、ホンダ４車、日産２車、マツダ３車、三菱１車の計２３車となっている。

<スバル全車TSP認定>
スバルの安全性能は高くIIHSで特筆されるほど評価されているが、特に自動ブレーキのアイサイトが安全評価を高めている。
スバルは、2015年モデルの「レガシィ」、「レガシィアウトバック」、「フォレスター」、「インプレッサ」、「インプレッサXV」、「WRX/STI」、「BRZ」の全７車が認定された。

＜評価方法＞
2015トップセーフティピックの中でも、IIHSは最も安全性が高い車種を、「2015トップセーフティピック＋」に指定している。
IIHSの「トップセーフティピック＋」の認定基準は、
通常の前面オフセット64km/h、
側面50km/h、
後方32km/hの各衝突テスト、
追突時のむち打ち確認テスト、
横転を想定したルーフ強度テスト、
「新スモールオーバーラップ」と呼ばれる新方式の前面オフセット衝突テストで、優秀な結果を残す必要がある。