日産新型パルサーはルノーとの合体車 1.6ℓ 190馬力車も

欧州日産が、現地で発表した新型『パルサー』は、来年早々にも高性能グレードが設定されているという。
新型パルサーはオーストラリアで先行しているが、今秋、欧州市場へ投入。発売当初のエンジンは、ガソリン1、ディーゼル1の2種類。
ガソリンエンジンは、ルノーが開発した「DIG-T」と呼ばれる直噴1.2リットル直列4気筒ガソリンターボ。最大出力115ps、最大トルク19.4kgmを発生する。
このエンジンは、欧州向けの改良新型『ジューク』と共通している。
ディーゼルもルノー製で、1.5リットル直列4気筒ターボ「dCi」は、最大出力110ps、最大トルク26.5kgmを発生。
欧州市場で重視されるCO2排出量は、95g/km以下と、優れた環境性能となっている。

来年早々に追加販売される1.6リットル直列4気筒ガソリンターボ。最大出力はなんと190ps。日本仕様のジュークの「16GT」に搭載されているルノーのMR16DDT型DIGターボの可能性が高いという。ジュークは、最大出力140kW・190ps/5600rpm、最大トルク24.5kgm/2000-5200rpmを発生し、JC8モードで13.0km。

0529_06

あわせて読みたい