1月の新車販売台数 29.3%増 消費税増税前の1997年以来の高い水準

2014年1月の国内新車販売台数は、5ヶ月連続で前年同月の実績を上回った。
各社の新型車が好調に推移しているほか、消費税増税前の駆込需要が寄与した。
軽自動車の販売が7ヶ月連続でプラスとなり、1月として過去最高を記録。
軽自動車以外の登録車も5ヶ月連続で増加し、1月としては前回の消費税増税を控えた1997年1月以来の高い水準となった。

自販連と全軽自協が3日まとめた1月の新車販売台数は、前年同月比29.3%増の49万6105台だった。
自販連では、アベノミクスによる資産効果や各社の新車投入効果、消費増税前の駆け込み需要の複合的な要因と分析している。
登録車は、同27.5%増の29万2,446台だった。消費税率が3%から5%に引き上げられた前回の消費増税(97年4月)を控えた同年1月(33万6,643台)以来の高い水準で、1月としては1968年に統計を開始して以来6番目だった。

自動車販売の主要ブランド別では、
トヨタが、同19.2%増の12万5,568台
ホンダが、同2.3倍の4万9,411台
日産が、同1.8%増の4万5,024台

軽自動車は、同32.1%増の20万3,659台だった。
主要メーカー別では、
ダイハツが、同33.9%増の6万1,658台
スズキが、同28.8%増の5万7,510台
ホンダが、同21.3%増の4万2,086台
日産が、同83.9%増の2万2,447台
三菱が、同23.2%増の6,126台

あわせて読みたい