三菱電機/EV車「EMIRAI2」開発

EV車「EMIRAI2」開発

三菱電機は、新たにパワートレイン系コンセプトと運転支援系コンセプトの2つのコンセプトを集約させ、近未来のクルマに求められる「環境」「安全」「快適」を高度に実現するコンセプトEV「EMIRAI 2(イーミライツー)」を開発した。
【開発の経緯】
当社は、車が様々な情報とつながる「インテリジェントコネクト」をコンセプトに、「便利」「エコ」「安全」に配慮したEVベースのコンセプトカー「EMIRAI」を開発し、前回の東京モーターショーで公開した。
今回、EVとしての環境性能だけでなく、操縦性と安全性を向上させるパワートレイン系コンセプトの「xEV」と、運転時の「安全・安心」「快適・便利」を向上させる運転支援系コンセプトの「xDAS」を集約した「EMIRAI 2」を開発した。

【主な特長】
<パワートレイン系コンセプトカー「xEV」>
前輪に1個、後輪は左右を独立して駆動できる2個のモーター(計3個)を搭載した最大出力125kWを備える4輪駆動EV。独自のモーター制御技術により、さまざまな路面状況に対応した上質なEVの走りを提案。
1、雪道などでも安全な走行を実現する「高精度トラクションコントロール」
2、心地よく滑らかな加速感を実現する「スムーズG(加減速)コントロール」
3、滑らかな段差通過を実現する「低速段差通過コントロール」

<運転支援系コンセプトカー「xDAS」>
「クルマが人に調和する」をコンセプトに、インテリア・情報・操作を人に調和させたEVです。当社の映像表示制御技術、画像・センサー情報処理技術、HMI(ヒューマンマシンインターフェース)技術により、安全で快適な運転を支援する。
1、ドライバーが必要とする情報を、視線移動を減らして分かりやすく表示することにより、便利で快適な運転を支援する「インテリジェントインフォメーションパネル(IIP)」
2、ドライバーにとって危険性が高い情報や、ドライバーが欲している情報を抽出して視線に応じて提示する「統合型イメージセンシング」と「あれ何?サーチ」
3、簡単で直観的な操作により安全な運転を支援する「ナチュラルユーザーインターフェース」
以上。

同社は開発してどうするのだろう。三菱自動車から販売させるのであろうか。三菱財閥系も何かチグハグな感じだ。

あわせて読みたい