三菱 リコール/エボリューション 動力伝達装置不良のおそれ

三菱自動車は13日、停止後発進できなくなるおそれがあるとして、「ランサーエボルーション」をリコールすると、国交省へ届け出た。

<内容>
1、不具合部位: 動力伝達装置(クラッチマスターシリンダー)
2、基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因:
クラッチマスターシリンダー溶着部の強度が不足しているため、クラッチマスターシリンダーが破損し、フルードが漏れるものがある。フルードが漏れた場合、クラッチ操作ができなくなるため、変速ギヤのチェンジができず、また、停止後に発進できなくなる。

3、改善措置:
全車両、クラッチマスターシリンダーを対策品と交換し、クラッチペダルにクラッチマスターシリンダーとの干渉防止用プレートを追加する。

4、不具合件数:16件、事故の有無:なし

5、リコール対象車
製作期間: 平成19年9月7日~平成25年3月29日
車  種:ランサーエボルーション
リコール合計:3,373台。

三菱にあり唯一名車となっている強力ラリーカーのランサーエボルーション。

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